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これまで読んだ本、新しく読んだ本の感想を適当に書いていきます。 ※あくまで個人の感想です!
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マナーハウスの謎1/3

アルミの松葉杖以来、ちょっとご無沙汰してしまったThe Secret Notebooks of Sherlock Holmes
次の話の翻訳は終わっている…とアルミの松葉杖3/3に書いたのですが、その次のトスカ枢機卿の事件がひと段落してからここに書こうかと思っていたら、いろいろ違うことに取り掛かっちゃって、全然進まない翻訳…。
もうキリがないので、マナーハウスの話を書いてしまうことにしました。
(原題はThe Case of the Manor House Mistery)

※例によって素人翻訳なので、正確さは期待しないで下さい(^^;)




この話は、ホームズの兄マイクロフトが重要な役割を果たしているが、ワトスンがこの話を知るのは、事情によりずっと後のことになる。
スタートは、普通の依頼人同様、ホームズの所に来た一通の手紙がきっかけである。
差出人はエドワード・メートランド。ほどなくして本人が現れ、事情を聞くことになった。

内容は叔父の命に関わるかもしれない問題だそうで。
メートランドには、頑固で気難しい、レジナルド・メートランド卿という叔父がいる。
叔父は、現役の頃はロンドンでも有名な株式仲買人で、現在はサセックスでのんびり隠遁生活を送っているらしい。
お金だけは有り余るほど持っている叔父だが、その性格ゆえ、結婚もせず、兄弟(メートランドの父含む)とも絶交状態。
ただし、メートランドに対してだけは、ひょんなことから気を許すようになり、二人は時折サセックスのホルブルック館(叔父の住む場所)でランチをする間柄。

長いこと良好な関係が続いたが、ある日突然、メートランドに叔父から絶縁を申し渡す手紙が届いた。
叔父の所に脅迫状が届いたらしく、それがメートランドの仕業だと思い込んでいるのだ。
もちろん彼にそんな心当たりはない。
が、一つだけ心当たりがある。それは、数年前から叔父に御者として仕え始めたアダムズという男だ。
一見人のよさそうなアダムズだが、徐々に叔父の心をつかみ、いつの間にか叔父の付き人を務めるように…。
そしてその頃から、叔父は検診を受けていたマクファーデン先生の診察を断るようになったりと、何やら不穏な動きが見られるように!?
極めつけは、メートランドの訪問を遠ざける、脅迫状の一件。

つまり、アダムズは叔父に何かたくらんでいるのではないか?というのが、主な相談内容。
ホームズは話をじっと聞き、その脅迫状もメートランドから見せてもらった。
便箋も手紙も、ごく普通に販売されているものだが、内容と宛名は全て新聞の切り抜き。
消印は、メートランドの住むロンドンの住所の管轄内だった。
メートランド曰く、このまま叔父が死ねば財産は自分が相続することになるが、ひょっとしてアダムズの狙いはその財産か?とのこと。

ちなみに、メートランドは叔父から絶縁を言われて以来、館に長年勤めるグラフトン夫人と密かに手紙のやり取りをしながら、様子を探っていて、万が一アダムズに手紙が見つかって捨てられてもいいようにと、グラフトン夫人がよく通う近所の教会にも同じ手紙を送っているらしい。

メートランドは、ホームズに脅迫状を渡し、牧師の名前と教会の場所を説明してから、221Bを出た。
彼の予想通り、叔父は喫緊の事態を迎えているに違いないと確信したホームズは、早速調査を開始するが…!


●翻訳前にぱらぱらページをめくったら、マイクロフトの名前が!ついにマイクロフト来たー!!きっと政治絡みの小難しい話なんだろうな…。翻訳出来るのだろうか…と思って覚悟してたら、ごく普通の事件。何だよー全然出てこないじゃんマイクロフト…。
●今までの話はタイトルが原作内にもちょこっと出てきたりしたので、余り迷わなかったのですが、この事件は「ギリシャ語通訳」の中で、アダムズの名前がちょこっと出るだけなので、初めてタイトルで悩みました。
マナーハウスは和訳すると荘園。荘園の謎?うーん…(-_-)荘園ミステリー…昭和の恐怖マンガにありそうなタイトルだww結局オーソドックスにマナーハウスの謎としました。
●最初御者(coachman)で採用されたアダムズは、策略で(というか後に策略と確定)元々叔父の従者(付き人)をしていたジョーダンを解雇されるように仕向け、その地位に自分が納まりました。
ダウントン・アビーを見ていると、御者と従者じゃ、立場がエライ違うんだけど、それは伯爵家だからであって、地方のちょっとしたお屋敷じゃあ、兼任出来るものなのかな。
●アダムズが気難しい叔父に取り入った作戦は、「全盛期の自慢話を聞く」「要望に応じて馬を準備してドライブのお供」くらいしか本編には出てこないけれど、そんなんで懐柔出来るのねw気難しい叔父さん案外単純wwいやアダムズが相当上手に相手してたのか。そして上手く事が進んでいれば、メートランドにいくはずの財産が手に入る予定だったアダムズ。現代の日本だったらホストをオススメしたい。
●話を読んでると、アダムズのイメージ画像は、ダウントン・アビーのトーマスの人で再生されるように…w策略家とか人好きする雰囲気とかぴったりだわ~♪
●メートランドがホームズに依頼した理由、もちろん叔父の命も心配だろうけど、叔父の財産がアダムズにとられそうなのも心配だったんじゃないの?とつい邪推してしまうのは私だけか?
●家政婦のグラフトンさんは、教会によく通う熱心なクリスチャン。regular memberを常連客と訳してから居酒屋じゃないんだからと、訂正しましたw
●ところでメートランドが221Bに来る前、ホームズとワトスンは、メートランドから事前に届いた手紙を見て依頼の内容を予想します。その話の中で、以前ホームズが相談に乗った犬探しの話が!世界で唯一の諮問探偵とか言ってるくせにそんなの引き受けたワケ?と、思わずふき出しそうなワトスンwwホームズも、今度はウサギかもね…とか言ってるし( ´艸`)
最近はペット専門の探偵業者もいるらしいけれど、この頃もそういう依頼があったのかもしれない。ワトスンが記録に残してないだけで…。
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